今回はTOEICのためのオススメ参考書を紹介。
筆者は実際に今回紹介する参考書を使用して、半年で800を超えることができました。
しかも全て独学です。
TOEICはうまく参考書を選べば800くらいはすぐにいけるのです!
TOEIC参考書を選ぶポイント
一応今回おすすめの参考書を紹介しますが、やはりある程度自分で考えて選んだ方が良いです。
そのためのポイントを紹介。
1.自分のレベルにあった参考書を選ぶ
まず一つ重要なのが、自分のレベルに合った参考書を選ぶことです。
TOEICの参考書はかなりたくさん販売されていますので、普通に見ているだけだとレベルの高いものまで買ってしまうかもしれません。
単語帳にしても基礎ができていること前提のものもあったりしますので、気をつけて選ばなければなりません。
問題集なども最初のうちはあっても仕方ないでしょう。
自分のレベルに合ったものを探す時は、だいたい参考書の説明欄や表紙に「TOEIC600を目指す人向け!」とか「900を超えるために必要な知識」などと書いてありますので、このあたりを確認してしっかりと判断しましょう。
初心者の方は前者のようなものを選べるといいですよね。
2.TOEICの参考書にも色々ある
TOEIC参考書と一口にいっても実は様々な分野に分かれています。
- 単語帳
- 文法
- 問題集
など色々とありますので、自分が何から勉強していくか考えて選んでいけるといいですね。
一応全ての機能がまとまったようなものもありますが、やはり個別に分野をつぶしていった成長がはやいので一通り買ってみることをおすすめします。
また、単語帳なんかは先に買った方が良いです。
単語という基礎を知ることでそのあとの文法や問題に集中できます。単語がわからなければ単語も調べなければなりませんし、そこで軽くメモしたくらいでは覚えられませんので、単語帳は先にマスターしておくと効率が良いです。
3.Amazonなどのレビューや評価を確認する
簡単にその参考書良し悪しをしることができるのが、Amazonのような通販サイトのレビューです。
これをみることによって簡単に良い参考書かどうかを見極めることができます。
参考書は種類がたくさんありますが、Amazonでベストセラーとなっているものから選んでしまえば割とすぐに良いものが揃えられますよ。
4.音声付きの方が良い
念の為ですが、TOEIC用の参考書は音声付きのものが好ましいです。
TOEICテストの半分はリスニングなので、英語を聞き取る耳を鍛えていかなければなりません。
そういう時に音声付きであればリスニング対策にもなるのです。
最近のものは音声付きがかなり多いのでそこまで心配いりませんが、音声付きというのは重要です。
TOEIC おすすめ参考書 6選
ではおすすめの書籍について紹介していきましょう。
ここでは私自身が使用して、かなりよかったものを紹介しています。
うまく勉強すれば半年で0から800もいける本たちです。
1. TOEIC 単語帳 金のフレーズ
こちらはTOEIC参考書の中でもトップの知名度を誇る単語帳の、金のフレーズです。
Amazonでもベストセラーで超定番の単語帳で、中身も本物なので絶対に買うべき一冊です。
TOEICによく出てくるフレーズとともに単語を覚える形式になっており、非常に覚えやすい単語帳です。
そして何よりすごいのが、この単語帳で出てくる単語がTOEIC本番で出まくることですね。
著者のTEX加藤さんが何度も何度も受験して絞った単語たちで、これをやればTOEIC単語はとりあえずクリアと言ってもいいレベルです。
また優れた音声付きで、スマホアプリで聞くことができるので移動中などの隙間時間にも復習ができ、勉強効率の面でもかなり優れています。
また初心者向けに銀のフレーズも存在していて、まだTOEICについて全然知識がない方はこちらから始めることができます。

2.一問一答 TOEIC 文法特急
こちらはTOEICのPART5と6の対策のための本で、文法問題の対策ができます。
TOEICでよく出る文法問題を解きつつ解説を見て読み進めていきますが、こちらも本当にTOEICに出る問題ばかりなので、この本をマスター出来ればTOEICの文法問題はかなり楽になるでしょう。
TOEICの傾向などについても解説されていて非常にためになります。
またこちらも音声付きで復習やリスニング対策に役立てることができます。
さらに第二弾 急所アタック編も存在していて、余裕がある方はこちらも使えるといいでしょう。
3.文法問題 出る1000問
こちらもPart5と6向けの文法問題対策の参考書です。
でる1000問はとにかく圧倒的な問題数で、これをひたすらといていればTOEICのPART5にかなり慣れることができます。
難易度別になっていて、少し難しい部分もカバーしており問題のクオリティも高いです。
出る1000問と先ほどの一問一答 文法特急と一緒にやれば、PART5は8~9割正解は安定するレベルです。
4.TOEIC公式問題集
こちらは私が最もおすすめする参考書であり、私自身使用時間が長かったTOEIC公式問題集です。
名前の通り、TOEICを製作している公式が同じ手順で作成した問題集となっていて、内容も形式も本番と全く同じです。
なので公式問題集をやるだけでTOEIC受験一回分のような体験ができます。
事前にTOEICがどんなものなのか知るために必須ですね。
ある程度勉強が進んできてから買った方が良いとは思いますが、自分のレベルを知ることもできるので絶対に買うべき参考書です。
そして公式問題集にもリスニング用の音声が付属していて、これが圧倒的に勉強に役にたちます。
TOEIC公式ということで英語の話し手も実際に本番に出てくる人と同じなので、耳を慣らしておくとかなり聴きやすくなります。
公式問題集はうまく使用することで様々なメリットが期待できるのです。
現在は1〜5まで販売されていますが、3以上のものであればスマホアプリで音声が聞けるので3以上を買うことがおすすめです。
(1~5はCDのみ)
TOEIC 900点特急 PART5&6
こちらは900以上を目指すという方向けの参考書で、PART5と6のマニアックな部分まで教えてくれます。
もしPART5と6で伸び悩んでいるのであれば試してみる価値はあるでしょう。
ただ結構難しいので初心者の方には向きません。
ある程度慣れてきたら使いたいですね。
TOEIC参考書の活用方法
単語帳編
単語帳で単語を覚えるといったら抵抗がある方も多いでしょう。
しかしTOEICではTOEIC用の単語を知っていないと、はっきり言って点数は伸びません。
なので単語はしっかりと覚える必要があります。
TOEIC英単語は先ほどの金のフレーズを例に出すと、だいたい1000個あるのでそれくらい覚えなくてはなりません。そして金のフレーズはある程度基礎がある方という前提なので、中学レベルの英単語がない方はもっと多くなってしまうでしょう。
では具体的に単語帳を使ってどうすればいいかというと、とにかく繰り返す!
ただそれだけなんです。
それが最適な方法です。繰り返すと忘れなくなってきます。
一夜漬けでは一応覚えますがすぐにわすれますよね。
これが短期記憶と言ったりするのですが、それに対してなんどもなんども刷り込むことでなかなか忘れない長期記憶になりますので、ここを目指していきましょう。
単語帳を使用するときはこのような部分を意識して使えるといいですね。
おすすめの繰り返し方は、いくつかのグループに区切って一つのグループを覚えたら次にいって次をやりつつ一つ目を復習して・・・と繰り返すことです。
私は100個に区切って100個を徹底的に繰り返して覚えてから進んで復習と繰り返していました。
ちなみにTOEICの単語ではただの意味の暗記では不十分です。
目指すべきところは、単語を見たら頭にその単語の映像とかイメージが湧くくらいになるように刷り込まなければなりません。
ちょっとわかりづらいので日本語で考えてみましょう。
例えば「りんご」と言われたら丸くて赤い果物が思い出されますよね。
しかし英語でちょっと覚えただけだと、Apple→りんご→赤い果物という日本語をはさんだ状態になります。
つまりAppleと言われた瞬間日本語と同じように赤い果物が浮かばなければならないということです。
これを全ての単語でやることが理想です。
TOEICは200問もあり、時間との勝負なので余計な思考を挟んでいる暇はないのです。
これはすぐにはできないのですが、意識して日本語を挟まないように英語を読んでいればいつの間にかわかるようになってきますので、試してみてください。
また金のフレーズ等では音声もありますので、移動中や食事中なんかでもいくらでも刷り込むことができます。スキマ時間を活用していきましょう。
問題集編
ここでは公式問題集の活用法について紹介しましょう。
公式問題集は3のステップに分けてやります。
だいたいこんな感じです。
TOEICの公式問題集は先ほども言った通り、本番と全く同じです。
なのでやればやるほど本番のイメージがわきますので、どんどんやってみましょう。複数買えるとなお良しです。
そしてこの手順も一通り終えたら、今度は公式問題集でリスニング特化の訓練ができます。
何をするかというと、スマホアプリで音声が聞けるのでこれを延々と聴き続けるのです。
45分でTOEIC一回分の英語を聞き取ることになるので、通勤・通学時間などを活用すればどんどん英語が聞き慣れます。素晴らしい勉強法なので覚えておきましょう。
私はこの方法で、半年でTOEIC400回分くらい聞きまして、これをやると本番でもかなり聞き取れるようになります。
大変そうに見えますが、普段の生活に英語の音声が加わっただけなので誰でもできますよ。
移動時間だけでなく風呂や食事中に音声を流すだけですからね。
以上が公式問題集の活用法でした。
また公式問題集以外の参考書も基本は解いて納得するまで解説をみて、そして繰り返すということが一番良い方法なので意識しておきましょう。
中学レベルの英語が不安な方向けの参考書
ここまでTOEIC参考書を紹介してきましたが、これらは中学レベルの基礎ができている前提であることが多いです。
なのでそこから不安な方のためにさらにいくつか参考書を紹介しておきます。
ちなみにTOEICのレベルは、
- 中学レベルの文法と単語+TOEIC用の単語と文法
なので比較的簡単です。中学レベルに不安が残る方はサクッと覚えましょう。
ただ時間が足りないのでこの中学レベルを極めることが重要です。
以下の記事でTOEICのテスト範囲を解説してます。

銀のフレーズ
こちらは金のフレーズよりも優しい単語帳となっていて、金のフレーズからだと少しレベルが高いと感じる人向けです。
お金に余裕があるならこちらから始めると単語を確認できていいと思いますよ。
また銀のフレーズは金のフレーズと300個くらいの単語が被っているので、銀のフレーズをマスターできたら金のフレーズもそこそこ進んでいるということになりますので、意外とサクサクいけると思います。
そして被っているとはいえ掲載されている例文は微妙に違うので復習にもなります。
大岩の一番初めの英文法
こちらは中学レベルの文法書です。
非常にわかりやすく基礎を学べますので、不安な方はこの本で文法を学んでみるといいでしょう。
キクタン 高校入試レベル
キクタン高校入試レベルは中学で習う単語を学べる単語帳です。
単語帳として普通に使うことができ、音声もついているので効率よく覚えていくことができます。
英語を全く知らないという方はこちらから始めるといいですね。
また受験の経験などがあっても全然覚えている自身がない方は良い復習になります。
終わりに
今回はTOEICに使える参考書でした。
筆者自身、これらを使用して初心者から半年で800を超えることができましたので、これらの本たちは間違いないと断言しておきます。
